印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

裏移り(うらうつり)

裏移りとは、オフセット印刷工程におけるトラブルの一つで、インキが十分に乾いていない状態で用紙を複数枚積み重ねた時、上の用紙の裏面にインキが付着してしまう現象です。 特に裁断といった、用紙に圧力がかかる作業を行うときに発生する可能性があります。 また、裏移りがさらにひどくなってしまい用紙同士がくっついてしまったり、紙の破れを伴ったりする場合にはブロッキングという現象が発生します。 いずれも印刷してから1〜2時間ほどたってから発生する現象ですので、印刷直後には気付かれないことが多いです。 有効な対策としては用紙を過剰に積み上げないことや十分な乾燥時間を設定したり、速効性のインクを使用したりすることが挙げられますが、後者の場合はインキつまりの原因とも成り得ますので注意が必要です。 また、どうしても裏移りを避けたい場合は裁断の際用紙の一枚一枚に合紙を挟むオプションを設定している印刷業者もあります。 また、インクが紙に染みこみ裏側まで浸透してしまう現象のことも裏移りと呼ぶことがあります。