印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

ドットゲイン(dot gain)

ドットゲインとは、印刷物の網点の大きさが指定された大きさよりも大きくなってしまう現象を指します。例えば網点の大きさを50%と指定しても、実際に印刷される網点の大きさは55%から60%くらいになってしまいます。これはインクがプランケット胴から用紙に転写される際、圧力により伸びてしまうからです。インキの性質によりドットゲインの大きさが変化します。 ドットゲインの大きさが大きいほどインキが必要以上に用紙に乗るため、仕上がった印刷物は指定したものよりも暗くなります。 しかし、完成した印刷物は要求通りの色がしっかりと表現されています。これは、前もって印刷の際に網点の大きさを小さくしておく対策が行われているからです。これまでは印刷のオペレーターによる経験と勘が頼みでしたが、現在は機械によりインキの質が自動的に判断され、濃度計によりドットゲインの量が換算され調整が行われるようになりました。これにより常に一定の品質を確保されています。