印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

PS版(Presensitized Printing Plate)

PS版のPSとはPre-Sensitizedの略で、感光剤を塗布した板のことを言います。印刷の世界においては平板印刷に用いられ、アルミ板に感光性樹脂が塗られている版のことです。オフセット印刷が主流になりつつあった1960年代に開発、富士フィルムにより発売が開始され当初はネガタイプのものが主流でした。ネガタイプとは光があたった部分の樹脂が硬化し画像部を形成、当たらなかった部分の樹脂は現像液で溶解除去され非画像部分を形成する方式を指します。さらに富士フィルムは1966年にポジタイプのPS版を開発します。カラー印刷のオフセット化が進んでいる事によるもので、ポジタイプとは光があたった部分の樹脂が溶解して画像部を形成される方式です。 これら樹脂にはジアゾ系化合物が使われています。メリットとしては刷版作業工程の削減とそれに伴う省力化やリサイクルのしやすさが挙げられます。環境問題により湿し水の代わりにシリコンゴムを使う水なし印刷方式のシェアが拡大されています。