印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

ニス引き(にすびき)

ニス引きは印刷工程におきまして、表紙やカバーなどに光沢を付けるため、あるいは色落ちを防ぐために表面にニスを塗る行程をいいます。印刷したインクの上にニスを塗ることにより、例えば紙袋が服に擦れたとしても、色落ちが起こることはありません。 コストが比較的かからないことや部分利用も可能な利点がある反面、若干耐久性に劣る欠点もあります。 もともとのニス引きというのは、表面にワニスを塗ることでしたが現在では原料も多様化し、フッ素が含まれたものも出てきています。用途に応じてニスを塗り替えることでデザイン性を高めることも可能です。ごく薄く塗られるために一見するとニスで塗られたことがわからない場合もあります。 印刷工程においては、オフセット印刷機において4色塗りと同時にニスを塗布するインライン方式が一般的です。 PL法の成立に伴い印刷物に関しましても製造者の責任が厳しく問われることになりました。そのために、ニス引き加工が必須となっています。