印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

見当ずれ(版ずれ)

フルカラー印刷の場合、CMYKの4版を重ねることで表現できるのですが、この重ねる際の目印となっているのがトンボまたはトリムマークと呼ばれるものです。 この際に4版のうち、ある版でトンボ位置がズレている場合、版がズレた分だけ全体にぼやけた感じになることがあります。 この状態を見当ずれまたは版ずれと呼んでいます。 写真で見当ずれが起きた場合、写真が滲んだようにみえ、アミにヌキ文字が処理されているデザインの場合は違う版の色や地の紙の色がみえてくることがあります。 こうした見当ずれは大きな印刷不良の一つです。 CTPでは自動的に一定の位置、すなわち正常な重ね合わせを調整する機能があり、見当ずれで不良になるケースは減っていますが、校了チェックでの最終出力やチェック段階で防ぐことが重要になります。 特にスミベタのデザイン処理で細かな文字が抜かれている場合はズレることで文字がダブってみえるために特に現場では注意を払っています。 見当ずれは版下作業と比べると格段に発生頻度も減少していますが、トンボを印刷位置にしている点は今も変わらず、現印刷現場でも要チェック事項です。