印刷用語集

印刷に関する用語をまとめました。

ドライダウン

ドライダウンとは、オフセット印刷でインキが乾燥した後の印刷濃度が、印刷直後の濃度よりも減少してしまう現象を指します。印刷直後の濃度よりも減少してしまうことにより色がくすみ、艶が無くなってしまいます。 原因としては、インキが乾燥するにつれ紙に浸透することにより、インキ表面の膜厚が薄くなることで発生します。紙の表面はでこぼこしていますので、インキに反射する光が拡散されてしまうことにより印刷濃度の減少が発生してしまうのです。対策としてははじめから印刷濃度を濃くする方法がありますが、裏移りしてしまうトラブルが発生してしまう可能性は避けられません。なお、実際の印刷工程においてはドライダウンを見込みあらかじめインキ量を5%から10%程上乗せして印刷されます。 ドライダウンの幅が大きいと意図した印刷濃度に満たない印刷物をお客様に納品してしまう恐れがありますので、事前に確認をとっておく必要があります。非塗工紙である上質紙や平滑性が低いマットコート紙のほうがドライダウンの幅が大きくなる傾向にあります。